まえがき
やっぱりVRって面白い。こればかりは体験した人しか分からないと思うが、二次元の画面とは根本的に違う体験ができる。この記事で紹介する『The Book of Distance』もVRらしい体験ができる、面白いコンテンツだ。しかも無料。
『The Book of Distance』
勝手に日本語訳するとすれば、距離の本... ちょっと意味が分からないので強引に意訳すると散り散り物語とかかな。
これはVRドキュメンタリーで、ゲームというよりは映画に近いコンテンツだ。1935年にカナダに移住した日本人(沖田米三)が受けた扱いを、孫であるランドール・オキタさんが語るという形式。
プレイ環境
VRゴーグルは必須。PCの最低スペックは以下の通り
- CPU:Intel Core i5 4590
- RAM:16GB
- GPU:Nvidia GeForce GTX 1070
VRコンテンツとあって少し高めだが、PCVR環境がある人はこのくらいクリアしているだろう。私はGTX 1070Tiなので結構ギリギリ。ちなみに、CPUはi5が最低と書いてあるが、4世代のi5よりも最近のi3、Ryzen 3の方がスペックはいいので、その辺のCPUを使っている人も安心してほしい。
尚、VRゴーグルはOculus Quest 2を使用した。私はWiFiがないのでUSB接続を使ったが、その場で横を見たり後ろを見たりするので、無線接続がおすすめ。
プレイした感想
こんな表現もできるの?!
VRというと、リアルに自分が動いて何かをするっていうイメージがある。いや、そうしないとVRの意味がないじゃないか。
しかし、第三者として見るドキュメンタリーでもVRの意味はある。そもそもそこにあると錯覚させられる時点で、テレビで見るドキュメンタリーとは別物だ。
演劇のセットのような空間、でもリアルではできないような表現。VRの可能性を見せられているようだった。特に、住んでいた場所を見るときは、空間の大きさを感じられるVRとの相性の良さを感じた。
ちょっと酔った
途中で乗り物に乗るシーンがあったのだが、そこで少し酔った。立った状態で回りを見回していたというのもあるかもしれない。酔いやすい人は途中に休憩を挟むか、乗り物が動くシーン(1回)だけ目を閉じた方がいいだろう。
おすすめ
Steamから無料でダウンロードできるので、VRを遊ぶ環境がある人は、是非体験してみてほしい。ちなみに、時間も30分程度なので手を出しやすいと思う。