今週のお題「夢」
今週のお題「夢」
私はあまり見た夢を覚えているタイプではない。
というか、夢に限らず、何かを覚えることが苦手である。 特に他人の名前を覚えるのが苦手で...
この一年で、二度、夢に祖父が出てきたというのは覚えている。なぜ記憶に刻まれているのかを書いておこう。
一度目
その日は妙に寝起きが悪かったような気がする。
なんとなく、鬱陶しいような、それでいて懐かしいような夢を見たからだろうか。
夢の中で、私は自室で何かをしていた。それを祖父に呼び出されて邪魔された。細部は覚えていないが、概ねこんな感じだ。
祖父が亡くなったのはこのくらいの時間らしい。
二度目
二度目の夢は、よく覚えていない。
その日は、昼頃に祖父の知り合いが訪ねてきた。表札がなかった時点でおかしいと思ったようだが、不幸にも私が応対してしまったので、説明せざるを得なかった。
嫌な役回りであった。
確率論で説明できるのか
何か現実で起きた出来事に対して、「あ、これ見覚えがある」ってなる、所謂予知夢というものがある。
これに関しては、大量に見たけど忘れていた夢の中から、現実の事象を鍵として一つを思い出しただけ、という説明ができる。
私はほとんど覚えていないが、人間は寝ている間にたくさんの夢を見ているらしい。このほとんどは起きた時には忘れているとのことなので、これはあり得る話だ。
しかし、この二回の夢に関しては、朝起きて、祖父に関する夢を見たという認識をした後に、祖父に関する事象が起きている。この順番では上のような説明は成立しない。不思議だ。