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音楽漫画で一番好き!!『さよならピアノソナタ』杉井光×赤坂アカのコンビが最高すぎた

まえがき

先日、こんな記事を書きました。

matsurika.hatenadiary.com

この記事を書いていて、久々に読み返したくなったのが、以下の漫画。

さよならピアノソナタ

音楽がテーマの漫画の中で一番好きな作品です。
原作は電撃文庫ライトノベルで、アニメ化もしている”神様のメモ帳"で有名な杉井光さん。
そして作画は"かぐや様は告らせたい"で有名な赤坂アカさん。
このコンビで面白くないはずがないでしょう

原作

学生が主人公で、バンドを組む!ってところまではよくある感じ。
けいおんぼっちざろっくなどと一線を画すのは、主人公や登場人物が音楽に精通しているというところだろう。
主人公の父親は音楽評論家で、主人公はその影響を受けている。 ヒロインに至っては、クラシックの曲を弾くピアニスト。
そのため、クラシック、ロックなどにまつわる情報量が多い。
もっともこれはコミカライズ版ではあまり分からないかもしれない。
余談だが、作者の杉井さんはフリーター時代にアマチュアバンドのキーボードを担当していたらしい。
また、音楽関係の支出を経費にするために音楽ものの小説を書くとも話しているとか。
そんな作者だからこそ書けるストーリーなのでしょう。

作画

作画担当のアカ先生は、最近絵を描くのをやめると発表されましたね。
今後は原作者として漫画に関わるそうです。
ということは、さよならピアノソナタはアカ先生がやりたいこととは真逆なのでしょうか。
でも私はアカ先生の作画が好きです。
キャラクターの気持ちとか空気感がありありと伝わってきます。
特に暗いシーンが好き... というのは単なる私の趣味かな。
なぜそう感じるか、と考えるとカット割りの上手さというのが大きいと思う。
それなら原作者としての活動は向いているのでしょうね。
今後どのような作品に携わるのか楽しみです。

この漫画の影響で

この漫画、原作のライトノベルを読んでからクラシック音楽を聴くようになりました。
聴くのは勿論ピアノソナタ
音楽の趣味にまで影響を与えた作品というのは珍しいです。

記事中で紹介した作品+α

原作

電撃文庫より発売されている、原作のライトノベルはこちら。
全部で5巻ですが、4巻で一区切り。後日談が残りの1冊です。

コミカライズ

赤坂アカさんによる漫画はこちら。
これがこの記事での最推し。漫画3冊で原作の1巻に相当します。

続編... ではない

もう一つ。さよならピアノソナタと少しだけ、本当に少しだけ繋がっているシリーズがこれ。
主人公は文豪のゲーテ、ヒロインはヴェートーベン!!